日本酒とは

日本在来の醸造法によって造った酒。特に、清酒をいう。

日本酒とは、白米を蒸して麹〔こうじ〕(※)と水を加えて発酵・熟成させて作る飲み物の事で、料理の調味料としても用いられます。また酒は百薬の長と言 われ、適量飲酒を心がけていれば非常に健康に良いとも言われています。日本全国で様々な種類の酒が製造されており、各地の地酒として特色のある商品が流通 しています。

米に麹(こうじ)を加えて糖化させ、それを酵母で発酵させてつくられる日本酒は、米を主食とする日本民族の伝統酒です。
近ごろは、ビールやワインなど、他のアルコール類に押されて、国内での消費量は減っていますが、アメリカなどでは日本食の浸透とともに人気上昇中。とくに吟醸酒(ぎんじょうしゅ)は、その繊細な風味が高い評価を得ています。

相撲(すもう)の力士は、肌の色つやがよいことで知られています。これは彼らが、十分な運動をしたうえで、栄養豊富な食事をしていることに加え、ふだんから日本酒を多く飲むことにも関連があるというのが定説とされています。